平成2975日(水)・6日(木)の2日間にわたって、第5回・第6回スチューデント・リーダープログラム(SLP)【ラーニングスキル開発】『ライティング入門講座 ~レポートの書き方の基本的な作法とコツをつかめ!~』を開催し、学生・教職員 計70名が参加しました。初日の75日(水)には、「放課後編」と称して夕方の時間帯に開催し、翌6日(木)には、「ランチョン編」と称して昼休みの時間帯を利用して開催され、両日とも同じ内容で講習が行われました。今回のプログラムは、平成28年度に実施した「初年次学生の学習意識調査」の結果を踏まえ、学生から要望が強かったライティングスキル養成に関する講座を新たに企画し、山口大学・大学教育再生加速プログラム(YU-AP)が進める正課外教育プログラムの一環として開催されました。

 当日は、冒頭、山口大学 大学教育機構 大学教育センター 林 透 准教授より、今回の講座の目的として、実例を示しながら、レポートの書き方には、ルールとして覚えておくべき「作法」と書く経験を積み重ねることで体得する「コツ」の二種類があることを趣旨説明しました。その後、今回の講師である金沢大学附属図書館 守本 瞬 中央図書館係長より、レポートの意味・型、さらにはレポート作成の手順など、知っておくべき重要な項目について、丁寧に分かりやすく説明がありました。また、レポートのふさわしい文体、引用や参考文献の記載の作法などについて説明があり、最後には、提出期限を意識しながら、推敲と校正をしっかりと行うよう指導がありました。 

 「初年次学生の学習意識調査」の結果を反映したように、この2日間において、1年生を中心に大勢の学生が参加し、真剣に聴講・質問する姿が印象的でした。学生の参加動機として、「レポートがうまく書けず困っていたから。」「レポートを大学に入って書き始めたので、不安があったから。」という声が聴かれ、これらの学生のニーズに応え、参加学生から満足度の高い講座となりました。今後、来年度以降も継続的に実施していく予定です。

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