大学における学生の「自主的な学び」「積極的な学習行動」の支援者は教員だけではありません。現に、教育支援・学生支援・就職支援・図書館といった部署では、その役割の一部を担っています。学生の多様化が進んできたこともあり、これまで以上に事務職員による学修支援体制の充実が求められています。

 そこで、AP事業の一環として、「学生の学びの好循環」に資することのできる事務職員に活躍してもらうため、「ラーニング・アドバイザー制度」を創設しました。この制度は、大学教育機構が主催する「ラーニング・アドバイザー養成講座(全3回)」を受講・修了することにより、ラーニング・アドバイザー認定証が授与されるというものです。

 講座の内容は、事務職員一人ひとりがこれまでのキャリアを振り返りつつ、大学人として身に付けておくべき学内の各種情報や制度、学生のニーズなどをしっかり把握・理解したうえで、学生の学びに関する疑問・悩みに応える事務職員になることを目指したものとなっています。

 初回の講座は、201711月から2018年1月にかけて開催しました。計23名から受講申込があり、このうち8名の事務職員の方々が全3回の講座を受講・修了し、大学教育機構長から「ラーニング・アドバイザー認定証」が授与されました。初代ラーニング・アドバイザーのみなさんが、それぞれの部署・業務の中で、様々な形で学生の成長を支援してくださることを期待しています!

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