テーマⅡ(学習成果の可視化)タスクフォース

直接評価・間接評価統合型学修成果可視化モデルの構築・発信

  • 学部生すべてを対象に学修到達度調査・学修行動調査を実施
  • 授業科目間の成績評価基準の平準化のため、ルーブリック評価を実践
  • 直接評価・間接評価統合型学修成果可視化モデルの発信

 学生の目的や意識の多様化が進み、個々の学生の学修進度やキャリア意識に応じた組織的な学修支援が必要不可欠です。学修成果の多角的な可視化を図り、学修支援及びカリキュラム改善に活かす体制を強化します。

1.学修成果可視化モデル構築のための多角的取組の実施

  1. リテラシー・コンピテンシー測定の学修到達度調査及び学修関与度測定の学修行動調査、授業科目間の成績評価基準の平準化を目的としたルーブリック評価を全学的に推進し、これらのデータを統合分析する直接評価・間接評価統合型学修成果可視化モデルの構築を行います。
  2. 学修成果可視化モデルで収集した学生データは、従来から実施する授業評価アンケートでの授業外学修時間分析のほか、卒業生調査、学生参画型ワークショップによる意見等と分析し、ナンバリング等の教育課程体系化の検証に活かします。

2.学修成果測定を支える教学マネジメントの強化

  1. エンロールメントマネジメント(EM)に基づくIR(Institutional Research)を機能させ、学修データを収集分析し、学修支援やカリキュラム改善に活せる教職員育成(FD・SD)を実施します。
  2. 教学マネジメントの要として、プログラムコーディネータのほか、ラーニングアドバイザー、キャリアカウンセラーを配置し、本取組の実質化を図ります。