2019620日(木)・27日(木)の2日間にわたって、第13回・第14回スチューデント・リーダー・プログラム(SLP)【ラーニングスキル開発】『ライティング入門講座 ~レポートの書き方の基本的な作法とコツをつかめ!~』を開催し、学生・教職員 計77名が参加し、昨年度を超える参加者となりました。今回は両日とも、「ランチョン編」と称して昼休みの時間帯を利用して開催しました。このプログラムは、平成28年度に実施した「初年次学生の学習意識調査」の結果を踏まえ、学生から要望が強かったライティングスキル養成に関する講座を2年前から実施し、今や、最も参加者を集める人気プログラムとなりました。本講座は、山口大学・大学教育再生加速プログラム(YU-AP)が進める正課外教育プログラムの一環として開催しています。

 当日は、冒頭、山口大学 大学教育機構 大学教育センター 林 透 准教授より、今回の講座の目的として、実例を示しながら、レポートの書き方には、ルールとして覚えておくべき「作法」と書く経験を積み重ねることで体得する「コツ」の二種類があることを趣旨説明しました。その後、レポートの意味・型、さらにはレポート作成の手順など、知っておくべき重要な項目について、丁寧に分かりやすく説明がありました。また、レポートのふさわしい文体、引用や参考文献の記載の作法などについて説明があり、最後には、提出期限を意識しながら、推敲と校正をしっかりと行うよう指導がありました。 

 「初年次学生の学習意識調査」の結果を反映したように、この2日間において、1年生を中心に大勢の学生が参加し、真剣に聴講・質問する姿が印象的でした。学生の参加動機として、「大学に入ってから、レポートを書く機会が増えたが、正直レポートの書き方がよく分からなかったから。」「レポートを書くことに苦手意識があるから。」という声が聴かれ、これらの学生のニーズに応え、参加学生から満足度の高い講座となりました。来年度以降も、継続的に実施していく予定です。

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